ソウノルータ(@souno026)です。
実は買ってたWF-1000XM4!
いつもなら、こういうの買ったら即行twitterで
my new gear・・・
するところなんですが、素で忘れていた。
思えば、約二年前にAirPods proを買って以来の完全ワイヤレスイヤホンの購入です。
AirPods proを買った時は「これでAirPods pro2が出るまで戦うぞ~!」と思っていたんですが
出ねぇんだ、AirPods pro2が。
もはや、ノイズキャンセリング無しでは生きられない体になってしまったのですが
AirPods proのノイキャンは非常に優秀…!これは間違いない…!
昔、大学生の頃にバイト代はたいてBOSEのノイキャンヘッドホンを買った時も、ノイキャンの体験に驚いたもんですが
AirPods proのノイキャンは、それを遥かに上回る性能でした!まぁ、10年以上経ってるしそりゃそうじゃ、という気もしますが。
そんなわけで、AirPods proの新作をひたすら待っていたわけですが、proどころか通常のAirPodsの新作も出ないし
待ちくたびれたタイミングで、WF-1000XM4発売されたもんだから買っちゃったよ!!
そんなわけで、約一ヶ月WF-1000XM4使ってみて、AirPods proと比べてどうだったかというのを
つらつら書いていこうと思います。
もう、既にこの手の記事100万件くらい世の中にありそうだけど。
1 iPhoneでの使用感
AirPods proはApple製品なので、iPhoneとの相性が抜群です。
接続、使用感の手軽さ等もAirPods proを愛用していた理由なんですね。
1000XM4はというと、製品そのもののレビューはいっぱいあるんですが
意外とiPhoneで使用した時の使用感に触れているものが少なかったんですね。
それもあって、ちょっと買うの躊躇していましたが、これ全く問題ありませんでした。
iPhoneでも全く問題なく手軽に使えます。
流石に、AirPods proのように、近くでケースを開くだけで初回ペアリングをしてくれる程までは
いたれりつくせりではありませんが、専用アプリ経由か、通常の手順で一度ペアリングしてしまえば
その後は、いわゆる耳にはめるだけで接続される、ケースにしまえば切断される状態になります。
バッテリー残量の確認はもちろん、専用アプリを使用することで、耳の形の測定や最適なイヤーピースのチェックが出来たりと
機能面もかなり充実していますし、それらの機能も問題なくiPhoneでも使用できます。
さらに本体をワンタップするだけで、曲の停止が出来たり、ノイズキャンセリングのON/OFFが出来たりと
本当に全く問題なし。むしろ、長押ししなくてよい分、AirPods proより使い勝手がいいまである。
唯一、iPhoneがLDAPに対応していないこともあり、LDAPだけは使用する事ができませんが
普段使いという意味では、そこまで問題にはならない気がします。
2 充電周り
ケースに関してはAirPods proも1000XM4も、qi充電に対応しているのでその点はストレスフリー。
しかし、本体の充電に関しては、今の所1000XM4の方に軍配を上げたい。
個体差もあるのかもしれませんが、AirPods proを使用していてプチストレスだったのが
ケースにしまっているにもかかわらず、時々充電されていないことがあったこと。
おそらく、接点と上手く接触できていなかったのだと思いますが、これが時々発生しては
「ああ~~~朝の通勤の時に、好きなもの聞けないのツラたん!マジ、バイブス下がるわ~~~」
と、なっていたのですが、1000XM4は今の所、それが全く発生していません。
AirPods proと比べて、しまう時の磁力が明らかに強いのと
充電するための接点の位置が割と大きめに設定されている事が理由かと思います。
聞こうと思った時に聞けないのは、地味にストレス溜まるので、これは本当にありがたい。
3 装着感
これは初回は少し戸惑うかもしれません。
自分はAirPods proを使っていたので、そことの比較になるのですが
AirPods proはシリコンのイヤーピース、さらに耳に真っ直ぐ入れる感じですが
1000XM4は標準でウレタンフォームのイヤーピース、さらに耳に真っ直ぐ入れるのではなく耳の形に合わせて
耳の穴に入れた後に、ちょっと本体を回転させて収める感じ。
慣れると、むしろこの装着過程が気持ちよくなるのですが、最初は慣れませんでした。
特にウレタンフォームのイヤーピース!潰して入れるという知識こそあったものの、どう扱ったらいいのかよく分からず
使用初日はちょっと戸惑った記憶があります。
ウレタンフォームのイヤピに関しては、ちょっと力を入れて押し込むように入れてあげると
耳の中にすっぽり収まる、という事に気づいてからは違和感もなくなり、特に戸惑いなく使えるようになりました。
標準のイヤーピースも良いのですが、個人的には下記のイヤーピースに変えてから更に快適になりました。
標準のものより柔軟(な気がする)で、こちらに交換してから、より装着感が良くなった気がします。
4 マイク機能
これ、地味にめちゃくちゃ感動しました。
AirPods proと比べて、明らかに話しやすくなった…!!
どうも、何でもかんでも無闇矢鱈と音を拾うのではなく、ちゃんと人の声を拾ってくれているようなんですね。
自分、めちゃくちゃハンズフリー通話するので、これはマジでありがたい。
具体的にどんな感じかというと、例えば通話中に近くで水を流すと
AirPods proの高性能な集音性能で、その音をバッチリ拾うのですが、それが故に自分の声が相手に聞こえなくなっちゃうんですね。
外で歩きながら通話する時も、隣を走る車の音にかき消されて、自分の声が届かなかったり。
それが、1000XM4だとちゃんと声を拾ってくれるので、近くで水を流したり、外で通話したりしても
ちゃんと自分の声が相手に届くなんですね。問題なく通話出来ました。
AirPods proでは、こうはいかなかった。
つい先日はbeatmania IIDX INFINITASをしながら通話してましたが、それでも問題なく会話できました!優秀~!!!
静かな場所で使用する分には両機に決定的な違いは見受けられなかったものの
周りで何かしらの音が鳴っている時ははっきりその差が出ました。この差は個人的に結構でかいです。
5 音質
これに関しては、正直どっちのほうが圧倒的にいい!という程の差は感じず。
どちらを選んでも、一定以上の音質は担保されると思います。
とても抽象的な所ではあるし、求めるレベルの差もあるとは思いますが、自分には十分くらいの音質です。
ただ、1000XM4は専用アプリを使用してイコライザーを簡単に、かつ細かくいじれるので
好みの音により好みの音に近づけられるのは1000XM4かもしれません。
かつ、イヤホン自体の密着度合いが1000XM4のが高いので、低音ズンズン効かせたりしたいのであれば
1000XM4を買ったほうが幸せになれると思います。
逆に、抜け感のある音が好きなのであれば、デフォルトの状態だとAirPods proの方がいいのかな、と。
しかし、これも前述のイコライザーで調整可能なので、1000XM4でも十分再現可能かと。
実際、自分もどちらかというと多少抜けていく感じの音の方が好きなんですが
イコライザーの設定をいじって、AirPods proを使ってた時に近い音質にしています。
ただし、自分が聞く頻度が一番高い音楽ってレトロゲームのサントラ、つまりピコピコサウンドなので
参考になるケースの方が少ない気もしますが、一応参考までに。
ケムコはいいぞ・・・!
特に個人的なオススメは真田十勇士です。
6 ノイズキャンセリング機能
もはや、ないと生きていけないこの機能。
これを使用するだけで静寂の世界を手に入れることが出来てしまうため
集中したい時とか、毎日の通勤とか、とにかく色んな場面で利用しています。
そんなノイズキャンセリング機能ですが、ぶっちゃけどちらも非常に優秀。
体験したことがないのであれば、どちらの機種のノイズキャンセリングでも後悔することはないと思います。
ただ、どちらの方がより優秀かといえば、やはり1000XM4でしょうか。
純粋にノイキャンとして優秀なのか、イヤーチップの差も相まっての結果なのかは定かではありませんが
製品標準状態の比較だと、1000XM4の方がよりノイキャンが効き、周りの音がめっちゃ静かになります。
これについては、通勤時にAirPods proと1000XM4両方を持って
電車の中やホームの中、駅から会社までの道など、色んな所で付け替えて、色々試してみましたが
特に騒音の大きい、電車の中や駅のホームなんかでは、AirPods proでも十分静かになるんですけど
1000XM4は、更にもう一段階、静かになる印象です。
前にも書きましたが、移動中はYouTubeを聞くことが多いので、ノイキャンが効いてないと
動画内のセリフが全然聞こえないんですよね・・・!!
以前、普通のAirPodsを使用していた時は、音量を上げて無理やり対応していたのですが
ノイキャン搭載機器になってからは、通常の音量で聞き取れるので、もはや生活必需品。
かがくのちからってすげーーーー
7 その他細かい点
細かいと書きながら、私的にはあまり細かくない点なのですが
AirPods proはイヤーピースが特殊な形状をしているので、純正以外の選択がかなり少ない
(それでも最近は増えてきましたが)のですが
1000XM4は、一般的な装着口をしているので、汎用的なイヤーピースが使用でき
選択肢がめちゃくちゃ多いのは非常に魅力です。
大きいものや形が特殊なものだとケースに収まらないという縛りはあるものの
AirPods proと比べると選択肢がめちゃくちゃ多いですし、自分も標準のものではないイヤーピースを使用しているので
既にその恩恵にあやかっている状態です。
装着感や音質など、結構イヤーピースで変わったりするので、そこの選択肢が多いのは、かなりアドバンテージになると思います。
あとは、連続使用時間がAirPods proと比べてかなり長く、長時間使用する際にもよほどのことがない限り、バッテリーが切れたりする事がありません。
これに関して重要なのは、たとえ「そこまで連続使用時間長くなくても大丈夫でしょう~~」と思ったりしても
使用し続けていくとバッテリーは劣化していくので、後にバッテリーの容量の大きさに救われる事があるということです。
標準のAirPodsを使用していた時に痛感したことですが、どんどんバッテリー持続時間が短くなっていくので
記載通りの時間使う想定がなくても、バッテリー持続時間が長いに越したことはないということ。
そういった意味で、イヤホンのバッテリー持続時間が2倍近い点もかなりアドバンテージになるのかな、と。
あと、これはAirPods proの方が優秀だな、と思ったのはケースの小ささ。
前モデルの1000XM3と比べると、かなり小さくはなったものの、それでもまだAirPods proと比べると幾分か大きいのですし
普段、ポケットに入れているので、AirPods proよりでかいというのを意識させられる場面は意外と多いです。
鞄にしまう分には気にならないサイズ差でしょうが、もしポケットに入れて使用している方で
AirPods proの時点でピッチピチの場合は、多分1000XM4より先にパンツを買い替えたほうがいい。
他は、自分はイヤホンに関してはqi充電しか使ってないので、気にしたことはないですが
充電端子がUSB-CとLightningという違いはありますね。
当然、今の時代であれば汎用性の高いUSB-Cに軍配が上がると思いますし
逆に、普段Androidを使用している方に対し、AirPods proが勧めづらい要因でもあります。
頼むから、早くUSB-Cに統一してくれーーーーー!!
というわけで、1000XM4を約一ヶ月使用しての所感でした。
AirPods pro、1000XM4、どちらも素晴らしい機種ですが
今、どちらを買うかと聞かれれば、1000XM4をオススメします。が、そもそも
AirPods proと1000XM4の間には2年近い期間が空いてますので、2年前の機種でここまで対等に戦えるのはやはり驚異…!
いつになるかわからないAirPods proの新型を待ちつつ
1000XM4をしばらくメインで使用していこうと思います。
ちなみに、余談ではありますが、2年弱使用したAirPods proは2万円で売れていきました。
Apple製品の素晴らしいところは、値段が落ちにくいところですね…!!!
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